【エンタメ】コロナ期間のサンリオピューロランドに感動した話

どうも。こんにちはBAYAKO(ばやこ)です。

今回はエンタメの記事です。かなり久しぶりにサンリオピューロランドに行ってきました。
コロナ期間に様々なテーマパークが工夫をしつつお客様を楽しませている、という話は聞いていましたが、実際体験すると全く違うものだな、こんなに工夫しているんだ、、、と知れたので、記録していきたいと思います。

“BAYAKO”
子供向けテーマパークって馬鹿にしてごめんって思っちゃいました

そもそも何故この時期に行くことにしたのか

超個人的な話が続くんですけど、私の勤めている会社は福利厚生でディズニーランドのチケットが2500円で買えます。(年に1回だけだけど)
それが、当然ながら2020年は使えなくなったんですよね。
まぁそれはそうですよね。

ディズニーの2020年の損失のニュース

私は趣味でダンスをしてて、同じクラスの人でテーマパークに受かっている人もいたので、ダンサーどうなるんだろう、、、という心配をしつつテーマパークの話は結構読んでて。

それ関連で実はサンリオピューロランドの方が、ずっと早く閉館をしてオンラインを使ってお客さんを楽しませよう、お客さんが求めることを全力でしようという内容の記事を読む事ができました。

その後、ピューロランドが30周年であることを知り、1ヶ月間しか見れない有料パレードがある事、金券ショップで500円で入場券が買えた事が重なり、年末年始ぐらいしか時間がないので今行ってしまえ!と思い行ってきました。

ピューロランドって実はすごい

30年前のオープン当初のサンリオピューロランドはとにかくイケイケで、ものすっごく混んでいたイメージでしたが、今は驚くほどガラガラ。

5〜6年前に一度2.5次元ミュージカルでネズミが主人公のショーを見たさにいきましたが、変わりぶりに驚きました。
ウサギのキャラ、ピンクのキャラしかいないじゃんって。
もう変わってしまったのだな、もう来ないなと思いましたが、今の館長小巻さんになってから、ピューロランドは生まれ変わってました。

来場者4倍のV字回復! サンリオピューロランドの人づくり

どうやってV字回復したのか、客層やスタッフの教育、食べ物、流行。
本当にすごい緻密に変えたなとわかる一冊でした。

とはいえディズニーは強いですよね。
ピューロランドの女の子中心の世界でどうやって楽しませるんだろという工夫を体験したかった。

アプリ中心のサービス

家族向けっというよりも若い女性に向けているからなのか、買い物をしたり入場をするとアプリでポイントが付くシステムになってました。

ディズニーも待ち時間やファストパスをアプリで取れるし、最近はこうなるんだなと。

好きなキャラクターを選べるのとか、サンリオのキャラクターをまるでアイドルの推し感覚で作っているなとは感じました。

「全員集合のグッズよりも、大人の女性は1つのキャラクターだけを沢山集める」という商法はここにも、、、と思いましたね。
本を読んでくると商売の方法が見えてきますね。

入場制限もサイトからするし、もうパソコンなしではテーマパークにもこれなくなりつつありますね。

食べ物

すっごく可愛いです。ボリュームよりも映えだったり、グッズの一環としてキャラクター前面推しなんだなと。

すごく美味しい、美味しいとYoutubeで見ましたが、私は期待値が高かったからかな。普通でした。
でも撮影したくなる食べ物の見た目はさすがだなと。

色もデザートとかは原宿なのかなと思うぐらいにパステルカラーで可愛い。
マグカップ付きのケーキとかはディズニーと同じだけど、、、
自分が子供だったら絶対買ってるなぁ。

おまけが本体みたいなもんですよね。

フォトブースがいっぱい

昔のピューロでは考えられなかった、スタジオアリスみたいなセットが沢山。
「キャラクターの耳をつけて異空間を楽しむ。主役はお客様」なのである。
これ、上手いなと思ったのが、順番待ちをするから密にならないんですよね。

私は自撮りタイプの人ではないので、ぬいぐるみを撮りたかった人なので、うーんと思いましたが、ちゃんと「ここにぬいぐるみを置いて撮影してね」ブースもあり。

明らかに「ダッフィと同じ売り方」とは思いましたが、これは楽しい。
というのも、サンリオはキャラクターが多いので人気キャラ以外は着ぐるみがいないんですよね。

なので自分でぬいぐるみを持って撮影するのです。
今回1人なので楽しみ放題でした。

ステージパフォーマンスは、まるでアイドルライブ?

私はコロナになってからの初めてのショーなので、(ステージやライブはオンラインで楽しんだ2020年でした)どう見せるのかなと楽しみにしていました。

コロナなので声は出せないでしょうし。

そうしたら「このペンライトと団扇と拍手とダンスで楽しんでね」というステージパフォーマンスでした。

な、、、、なるほど!!!!!
ペンライトと団扇が売れれば、客単価が上がるし、アイドルライブと同じだから誰のファンなのか一目瞭然。

ペンライトもすごくて、曲によって色が変わる特別仕様。

ただどっちもハート型で30代には可愛すぎた笑

ダンスっていうのもソーシャルディスタンスで腕を伸ばし放題なので可能だしね。
結構この工夫には驚きましたね。

今できることをしようという心意気を感じました。

と感動している隣の席のお姉さんは、可愛いフリフリのワンピースで、キレの良いダンスを完璧にこなした後に行われた撮影タイムで、スナイパーみたいなカメラを取り出して連写してました。
凄かった。慣れてる、、、仕事人だった。。。

これも上手いなと思ったのが、撮影タイムを設けることでお客さんと触れ合いがなくても満足って絶対してもらえるし、気に入った写真はSNSにアップしてもらえるから、ピューロランドとしてもいいんだよなぁと。

密にならない分、他のお客さんの顔も映らないでしょうしね。
ここも感心しました。

kawaii歌舞伎

これも小巻館長の本で「和服はお金がかかるから最初は反対だった」と聞いていて、どんな内容か気になっていました。

確かにめちゃくちゃお金がかかった衣装でした。
あんなに重そうな服で着ぐるみの方はどうやって動いているのでしょうか。拍手ものでした。

内容も分かりやすく、サンリオらしい話だなぁという感想。(絵本にむ向いた内容)
歌舞伎にしたのって日本独特の文化で、海外にも発信していきたいからなんだろうなとは思いましたね。

私も日本美術を大学で勉強しているので、歴史と歌舞伎独特の振り付けに可愛いキャラクター性を持たせるストーリーはさすがの一言でした。

キティちゃんは女の子なのに歌舞伎なんだ、、とは思いますけど、ミュージカル要素も入るので、正直歌舞伎どうこうは、どうでもよくなります。
でも一応キティちゃん以外のキャラクターは男の子なんですよね。

黒子の役者さんのトークも面白く、歌舞伎はメイクの色によってヒーローと悪役が別れる話はまんま日本美術の授業でやった話でしたし、メイクも忠実でした。

ちゃんとした人に監修されるのって大事なことですね。

幕間の話も参加型(お客さんが手を上げるだけのクイズ)で声出しなしで成立させてるし、とても楽しいです。内容も衣装も凄かった、、、

すごくどうでもいいツッコミですが、キティちゃんの「喧嘩はしないわよ」というセリフで優しさが溢れてますが、しっかり脇差しの刀を持ってて「じゃあその刀はなんだよ、、、」とは思ってしまったり。自分ダメな大人だな〜

手品のように花が溢れる演出は、メルヘン空間でよかったです。
映像も上手く使ってるので飽きませんしね。

後歌舞伎独特の声出しもダメで拍手になってました。
それも黒子さんが「掛け声なしで!はい拍手〜〜〜〜〜」と盛り上げるので、普通に楽しめます。

本家の歌舞伎座も今大変でしょうね、、、

キャラクターグリーティング

いわゆる、着ぐるみと撮影できるということです。
囲みではなく1列で並んで順番でという形式。

残念ながら私は好きなキャラクターが出てくる日ではなかったので行ってません。
ただマスクをした姿が可愛いのと、正月だったので着物を着てましたよ。
ファンにはたまらないかも。

撮影はスタッフさんがカメラで、、、ということはせず、お客さん本人が自分で撮る形式。
基本触れ合いはなしにしてるようです。
当然着ぐるみたちにも触れないです。背景として写るという感じ。
でもこれも特別感ありますよね。

ジャスチャーも大変だわと思って見てました。
お客さんの声だってマスクで聞きにくいでしょうしね。

グッズが半額に、、、

ちょっと心配になるぐらい安くなっていたお土産コーナーのグッズ。
絶対2020年の影響ですよね。。。

去年の冬のグッズはほぼ全て半額でした。
元々大人向けのデザインで欲しかったので大人買い。

テーマパークに行くと、必ず友達、家族、会社に小分けできるお菓子を買いましたが、今は買っても会えないんですよねぇ。

お菓子の賞味期限も心配になってしまいますね。

あと福袋も売ってて、この辺も日本の文化を感じますね。
今年は福袋買わなかった人多そうだけど、、、

どのアトラクションにもある除菌スプレー

お土産、飲食、ショー、アトラクションで絶対手を除菌します。
この絶対感染させないぞという気合はすごい。

30周年パレード(有料)

テーマパークの定番のパレードも、密になるのでやりません。
その代わり、閉館後に有料で見れるという対策です。

上手いなと思ったのが、1000円ぐらいするグッズを特典でつけてくれるんです。
なので有料でもいいか、、、という気持ちになります。

パレードは、少なめのダンサーでしたが、その分走り回ってくれるのと、手を振るコミュニケーションも多いのでお客さんとしては大満足でしょう。
衣装がえも多いので派手ですし、さすがは有料って感じ。

キャラクターが閉館していた時の気持ちをいうシーンは感動しました。
「ピューロランドがお休みしているとき、このまま無くなっちゃうのかと思って寂しかった」「でも不安も辛さも沢山あったけど、新しいことに挑戦したり大切なことに改めて気づけた」みたいな内容です。
うーん。そう思えるのってすごい。

オンラインで有料イベントやったのもピューロランドが一番早かったですよね。
日本の会社だからこそ、手早くできたんだろうなぁ。

このショーのためにきましたが、好評で延長したんですよね。
だったら今日じゃなくても良かったかもとは思いつつ、絶対見たかったので見れて良かったです。
階段席だったんですが、前のひとの頭が邪魔にならないのでいいですよ。

そういえば出演ダンサーさんの名前も放送されたし、ダンサーさんの団扇も販売されるそうです。
ダンサーさんの追っかけには嬉しい工夫ですよね。

まとめ

館内テーマパークなので小さい印象は拭えませんが、映像を使ったり、拍手、団扇、ペンライト、フォトブース、距離をとったグリーティングで余裕で1日楽しめる空間にしてるところがさすがです。

歌舞伎と有料だけど30thパレードは非常に良かったです。やっぱりショーを見に行く感じになりますね。

テーマパークでスケッチをしたいなと思いましたが、薄暗さと人の目があり今回諦めました笑
また次回挑戦ですね。

制限の中でアイデアを生み出していくのはすごいです。

サンリオのことは、絵本に繋がるので少し調べていたのですが「キティちゃんのデザイナーは今が3代目で顔を変えてはならないと歴代デザイナーに言われていた」という宣言通り、顔は変えずに姿を変えて色々コラボするキティさんには本当に頭が上がらないですよね。

久しぶりのテーマパーク、発見が沢山あって楽しかったです。

見様見真似のオタ活バッグ↓

大好きなメルヘン世界(今やキャラクターグリーティングの背景となっている)

次回こそしたいスケッチのモチーフ


BAYAKO

イラスト活動や、デザインの勉強で迷っている人の道しるべになればと立ち上げたブログです。
灯り屋 という名前でサークル活動もしています。


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