どうも。こんにちはBAYAKO(ばやこ)です。
今回は私の周りでイラストの副業や活動をしてみたい人が増えて来ましたので(嬉しい)依頼されやすい作家さんのことについてまとめました。
私は自分でも絵の活動をしていますが、それに伴ってイベンターや企画をしたいギャラリーさんと話す機会が増えて来ました。
その方々に「BAYAKOさんが紹介してくれる人は、絵のスキルも人柄もいいね。どうやって選んでいるの?」と言われる機会が多いのです。
折角評価をしていただけているので、参加さんの何を基準に声をかけているかをまとめたいと思います。
お願いしやすい作家さん
作品集や作品サイトがあること
まずは絶対これです。
どんな作品か知らないのに「仕事欲しい」とか言われても怖くて依頼が出せません。
第三者に紹介もできないですしね。やる気は大事だけどやる気だけじゃだめ。
お互いのことを知っていて信頼してくれる人
いきなり声かけても勧誘だと思われるので笑(私がフリーランスとかで仕事の肩書きがあるなら別)
あと紹介って大体私のマージン入らないですからね。
そういうのを疑って来そうな人はトラブりそうなので、最初から声をかけません。
私もある程度話したことがある人や、twitterで絡んだことがある人にしてます。
なので、「いいね」をくれる人は優先してます。
理由は簡単で、私の普段の行動を知ってくれた上なら、最初から疑いもしないし、私の事情も分かってくれることが多いので。
そもそも興味も持ってくれない人に仕事渡したくないですねー(応援してくれない人は応援しないです)
柔軟性を持っている人
イラストの仕事だと、私以外に依頼主がいます。
その人とトラブったときに、仲介をする訳にはいかないので、依頼主の方との相性も見ます。
あと依頼主が良くても、その上の人の指示が、、、なんてことにはならないように、事前に依頼主の人の人柄も見ます。
人間トラブルでお互いの愚痴を聞くのは辛すぎる。
締め切りが短くなるなども、意図しない事情である可能性もありますから、その時にキレそうな作家さんは選ばないです。
協調性があり人と喧嘩やトラブルがない人
仕事はチームワークなので、人の事も応援できて一生懸命やってくれる人を選んでいます。
誰かのせいにする人はSNSや普段の発言で大体分かるので、他の方のモチベーションを考えて仕事では関わらないようにしています。
作家さんだと、展示会の時にたくさんの人にコメントを書いている方や、twitterで他の作家さんにいいねやRTをして応援してる人を選んでいます。
自分の好きなものだけに反応しているかどうかは、SNSと発言で分かります。
締め切りを守ってくれる人
私が弱いところでもありますが、守ってくれる人はトラブルがないので助かります。
普段のメールのやり取りでレスポンスが早い人だと守ってくれる確率は上がります。
あと年賀状がちゃんと元旦に届くタイプの作家さんは、時間も締め切りも高確率で守ってくれます。
たまにしか年賀状がこない、または2日以降に届く人は、気分屋かギリギリに出すタイプだと思います。
(私はギリギリなので反省)
依頼内容の作風と合っている人
当たり前ですが、ファッションイラスト系に絵本とか、少年漫画風のイラスト依頼で少女漫画風のイラストとか無理ですからね笑
依頼された方もリテイクをしなきゃですし、作家も精神も疲労もプライドもボロボロになります。
なので必ず作品を見て「絵が描けるならなんでもいいっしょ」みたいな適当なのはやめましょう。
あと作家さんが描ける作風とやりたい作風も別だったりする場合があるので、しっかり見ておくといいと思います。
やっぱりやりたい事は楽しんでくれますしね〜
お願いしない作家さん
頑固で融通が効かない人
イベントや、企画はテーマや意図があるので、好きなものだけを描いてしまう作家さんは依頼しにくいです。
テーマに合わせて作風を寄せてくれると喜ばれますからね。
人を悪くいう人
その人が素晴らしい作家、作品を作るとしても周りの人のモチベーションが落ちたらやる意味ってないなって思います。
そういう作家さんも売れっ子だったり集客力があったりするかもですが、私は面倒くさいので選ばないですね笑
絵とか上手さも大事だけど、好みもあるしな。
というのも私も作家の1人なので、人材紹介がメインの職種ではないので、面倒な人と仕事をして制作時間を取られたくはないです。
音信不通になる人
どうしようもないので笑
私は自分に自信がないタイプなので、気にしますね。
とはいえ、依頼主のかたと相談して、ある一定の期間まで待ったら(この日までに連絡くださいっていってからですけど)、こちらからお断りのメールを出したりします。
代わりの方を探さないといけないので汗
こういうことがないように、お互いのことを知ってる人しか選びたくない理由はこれです。
私の立ち位置が下だからかなとか気にしちゃいますねー
締め切りが守れない人
印刷関連の場合はお金が、、、、(私も気をつけます)
あと3回ぐらいやると依頼主って大抵キレますね。(私が側から見た経験談)
事情はそれぞれあるから、責められないな〜とは思いますけど。
体調や家族や仕事で精神も時間も大変そうな人
私も婦人病が重かったので、すごく事情を察します。
でも忙しかったり病気だったり、家族に何かがある人に、自分の仕事で止めを刺てしまったとは思いたくはないですし、怒る依頼主をなだめるのも大変ですからね。
なので、精神が安定してない方、環境が整ってない人は悪いなと思いつつ避けてます。
どんな人にどんなタイプの依頼をしているか
作風や人柄以外も大事ない要素だと思います。
作家さんそれぞれ求めているものが違うためです。
コンテスト狙い
ギャラリーが主宰する人数が少ないコンテストには、賞を欲しがってる人に声をかけています。
ギャラリー内なら賞の倍率が上がりますしね。
普段からそういう発言をしている人や、ギャラリーの方に紹介したい!という目的で声をかけました。
凄かったのが私がお誘いした2名がこのコンテストの一位と二位でした。私は作家をみる目があった、、、
実績(お金になるもの)
絵って結局趣味でも活動ってできてしまうので、そうではなく、お金として仕事にしたい人。
ここは一番厳しく見ました。
サイトを持っていて、活動実績にその企画者のかたの名前を載せてくれる人で、ちゃんと仕事にしたい人を選びました。
というのも「お小遣いだ!わーい(/´з`)/」みたいな作家よりは、ちゃんと仕事実績になるものを探している作家の方が、依頼する方も安心しますからね。
実績(経験として場所や内容がいい)
観光地でもあり広い会場で子供が多い会場での展示会のお誘いをしました。
立地と写真映えがいいです。
客層と立地、見栄えで作家さんには喜ばれました。
また依頼主の方には、出版経験のある人に絞って紹介しました。(観光地なので知名度大事)
嬉しいことに私が紹介した作家さんの絵を、依頼主さんが購入してました。(勧めてよかった!)
実績(トライアルとして)
できたばかりのギャラリーに、展示の雰囲気を伝える写真を取らせていただく条件に無料でギャラリーの貸し出しをしてくれると言うことで、個展を夢見ていた作家さんを紹介しました。
作品のクオリティ高く、宣伝も上手でワークショップもされ、ギャラリーには喜ばれました。
自分がいいと思った作品を人に見てもらいたい人
自由な作品を受け入れてくれる公募展をお勧めしました。
これこそアートと言う公募展なので作家も募集する側も喜んでいます。
まとめ
所詮私レベルの一人の作家ですが、それでも作品だけではなく、依頼側と作家側のどちらにも利点がいくようにマッチングはうまくできているかなと思っています。
どうして出来るのかというと、それだけ人のことはめっちゃ見てるからです笑
私のような弱小作家が依頼をするときは必ず実力が上の方なので。
自分がやりたいことを知ってもらうためには、まずは人からですよね。
ライバルを強くしてる感覚じゃんって言われそうですが、それは単純に自分の作品のスキルがもっと上がればいいわけで、現段階で依頼主も喜ぶ方がいいじゃん?って思う派です。私もいい作品の方がみたいし。
なんでこういう性格になったのかというと企業勤めだからかも知れませんね。
その人にあったスキルのもの渡した方が早く終わるし帰れますしね。
意外とアーティストは、人を客観視できない自分の世界全開!って人が多いので、BAYAKOさんは珍しい作家さんだねって言われますけど、そこを評価されるっていう感覚です。(いいんだか悪いんだか)
ありがたいことに、色々な方から自分本位ではないところが信頼されるようなので、私は私で人柄に頼らず、たくさん絵の仕事ができるよう精進します。