【デザイン仕事】ブラック企業に勤めて分かったこと

どうも。こんにちはBAYAKO(ばやこ)です。

今回はクリエイター系の仕事についた人は経験したことが多そうなブラック企業に勤めて分かったことをまとめていきたいと思います。

どういう会社がブラック企業の可能性が高いかも一緒に書きますね。

“BAYAKO”
あくまで私の経験談なので、こういう一例もあるなと思っていただければと思います

ブラック企業

ブラック企業といえば

労働者に対し極端な長時間労働やノルマを与える。
怒鳴るなどのパワハラ。
労働者をコマとして見ない。

こういう特徴があります。恐ろしいですね!

なぜブラック企業に入りなかなかやめれなかったのか

私の場合は、働いていた会社がデジタルサイネージ(電子看板)を取り扱っていて、大手スーパー、ショッピングモールで使われる予定でした。

しかしデザイン広告が震災の影響で全て契約が破棄されてしまい(もうしょうがない。。先方だって使わないポスターにお金は払えないし)転職せざるを得なかったのです。

もう結構前ですけど、2011年の震災の時期にwebなどのサービスは潤い、電話はつながらないけどSNSなどのネットが見直されましたけど、電気を使う系のサービスは結構苦戦しましたよねぇ。

書いていて思い出しましたが、電子看板と、お店に置くクーポン発券機のデザインだったので、どっちも使えなくなった時期でした。
ただこの会社は事情が事情という話もしてくれましたし、単純に仕事がある時に呼ぶのでという理由で自宅待機でした。
当然給料も下がってしまいますが、生活できる最低賃金はいただき、家で不安を感じている日々でした。
(今思えば、勉強とかしていればよかったのですが1人暮らしで、いつ出社かもわからない状態で頭に入らなかったかも)

その後、どうしても世の中の節電事情が変わらないため、社長の知り合いの会社に転職しないかという話になり面談へ。

そちらは通販会社でこれから通販の時代だからという理由で、立ち上げメンバーとして入社することになりました。

震災で会社が大変な中、社長に支援いただた会社だし、頑張ろうと思って入社してしまったんですよね。

仕事内容

通販業務なので、商品の登録数が半端ないです。
単純作業ですが、写真撮影、商品の文章作成、お客様のメールと電話のやり取り、商品発送の他に、安定して収入も得たいということで、別の受注案件のデザインとコーディングもしていました。

どんなことが起こる?

朝9時〜24時までが毎日で、社長は定時で帰ります(おいおい)
たまに泊まります。ソファで寝るので体が痛いです。朝社長が出社されてびびられます。

社長がデザイナーではなく、お金や成果しか見ないので、デザイナーの調査のネットサーフィン(競合調査)は遊びだと思われるのと、サイトマップなどの紙での情報整理も、無駄な作業で早く1つでも多くの商品を登録して欲しいという人でした。

商品は自分で調べなくてはならず、文章のおかしさや内容の間違いなど問題が怒ると激怒ですが、できて当然というスタンスなので、チェックはしてきません。

気まぐれのアイデアに付き合うことになり、楽天だったので1つ1つアナログでの入力になるのですぐには難しい話も通じません(まぁ作業はやってないと理解できないしね)

1人の先輩デザイナーはうつ病になり、たまに来れなくなってしまいました。
でもその先輩デザイナーが一番頑張ってたんじゃないかなと思います。

マウスの使いすぎで白い机の塗料がはげて、木目が見えてましたしね。

社長にこのままだと先輩が死ぬと思うますけどって話をしましたが、社長は俺は知らないというスタンスでした。うーん。すごい。

体の不調

私も睡眠不足が続き、常に体が暖かいなという状態になり貧血と足のむくみが取れなくなりました。段々判断力も鈍ってきましたしね(疲れとストレス)

色々症状はリアルすぎるので割愛しますが、そんな状態でしたが、紹介してくれた前職の社長に悪いので続けていましたが、相談した友達に「分かりやすいブラック企業じゃね?」となり、体調不良を理由にやめたいな〜と思いはじめました。

社長に「通販の売り上げが芳しくないので、担当者の責任なので、給料5万円下げます」と言われたので、とてもストレートに「あ、生活できなくなるので辞めたいです、ちなみに体調もこういう状態で、このまま妊娠出来なくなる体になったら責任ってどうしてくれます?もうこれから埼玉の実家から通うことになるかもしれないので、24時までも働けないです」みたいな話を早口で言ったら、普段反抗しなかったのでビビられて「じゃ、、、、じゃあ辞めて大丈夫、、、、」となりました。

ブラック企業対策マニュアルを色々なサイトで読んでいたので、スマホの録音機能を使って社長のセリフ録音をしたかったのですが、この2ヶ月前から給料の遅延が続いてて、本当にお金がなくて引っ越しを考えていたので、引っ越しサービス会社から電話が来てしまって録音ミスっちゃいました。

いやーついてないですね。でも社長に素直に辞めて良いと言われて助かりましたわ。

1ヶ月後無事退職しました。前職の社長に悪かったなぁ、、、、

ブラック企業に勤めてた時の土日は

実はちゃんと休んでました。
ただ趣味でダンスをしていたので、運動が出来てよかったですけどね。
休憩時間は寝てました。

土日も電車などの移動はぼぼ寝てる感じですね。

友達と会う時もお金がなかったので1〜2駅は自転車を使って節約し、金券ショップで少しでもお金を安く出来ないかと思ったり、ご飯を作る気力がないので土日でご飯をストックしてたり、結構ギリギリだったきが。

今考えればさっさと辞めて副業してた方が良かったかも。
でも自分で稼ぐ方法を知らなかったし、今ほど仕事って取りやすいサービスがあった時代じゃなかったんですよね。

ココナラ、ランサーズ、クラウドワークス、ストックイラストとか、、、

ブラック企業を面談で見抜く

人からの紹介であっても合わなかったら体を壊す前に辞めてもいいと思います。

あと社長の性格は質問で見抜けたなと今は思います。
どうして社長が独立して会社を立ち上げたかの理由で。
(もっと稼げるとか、やりたいことがあったとか、人からの勧めならマシ)
ここの社長は、上から命令されるのが嫌だった人でした。
社員選択の理由は自分のいうことに反抗しない人だったからだそうです。
(だから反抗したら辞めれたのかー)
なので横暴な人かは態度や質問で見抜けるはず。

業務内容の確認だけではなく、量も聞いた方がいいです。
なんでもやってくれそうな雰囲気を出すと甘えられるのが分かり、これは出来るけど、これは出来ないや、これは責任持てないなどははっきりいうこと。

あと単純作業は効率化出来るツールを買ってもいいかも聞くべき。
説明能力がないと、ずっと作業するのは自分になります。(どうせ成果しか見られないので自分の時間を売ることはないです)

急かされたデザインってすっごく微妙ですから、環境は大事ですね。

20代の頃は面談は自分を見せるものって思ってました。
でも今は自分だけじゃなくて、面接する相手も見抜けるように質問がえしをするのも大事だし、面談されつつもこっちも相手のことを見極めなきゃなと思うようになりました。

あと相手の言いなりには絶対ならない方がいいので、なるべく横暴な態度を取られたら証拠は集めておいた方がいいです。
労基に電話しても愚痴を聞かされるだけだなって態度を取られたので。

婦人病が重くなり、体調不良になってから、そろそろ10年ですかね。
我慢しながら働かない方がいいと強く感じています。

今は縁があってホワイトな企業に入社が出来、イラストの作家活動ができています。
本来の自分を取り戻すことが出来ました。

我慢して働くぐらいなら、自分で稼ごうと思えば稼げると思うので、合わない会社は辞めていいと思います。
多分自分が嫌いになりますしね。
それではまたー!


BAYAKO

イラスト活動や、デザインの勉強で迷っている人の道しるべになればと立ち上げたブログです。
灯り屋 という名前でサークル活動もしています。


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