どうも。こんにちはBAYAKO(ばやこ)です。
今回は、美術大学の勉強やデザイン書籍で何度も出てくる、クリエイティブな物はどれも同じように発展していくなと思ったことをまとめてみました。
物の進化
私はデザイナーをしながら美術大学に通っていおります。
その中で美術史を勉強しているのですが、「縄文土器」のゴテゴテしている呪術的なデザインから、生活で使うことにシフトした「弥生土器」のパターンを見て、「ん?このパターンってwebデザインの進化に似ているな」と気づいたんです。
大体の物って、始まりは必要だから作って、写実的だったり、ゴテゴテした装飾をつけて、最終的に使い勝手に落ち着く。
このパターンばっかりだったのです。
webデザイン
第一段階:動くのがすごい 出発フェーズ
自分で打った文字がネットで見れるのがすごい。
第二段階:かっこいいのがいい! 技術進化フェーズ
色、写真、レイアウトができてすごい。動くのがすごい(FLASH)。本物みたいなリアルなボタンでおしゃれ。
第三段階:使いやすいのがいい 使い勝手フェーズ
速く表示、アニメーションを使って直感的に。分かりやすいレイアウトで余計な文字をそぎ落としシンプルな見た目。
UIUXを考え、文字がわからなくても何となくわかる。誰でも使える。
車の進化
第一段階:動くのがすごい 出発フェーズ
動かせるだけですごい。早いし便利。見たことない。すごい。新しい。
第二段階:かっこいいのがいい! 技術進化フェーズ
かっこいい。他人との差別化。綺麗。もっと速く走れるスポーツカー。イケイケ!憧れ。
第三段階:使いやすいのがいい 使い勝手フェーズ
家族連れのファミリーカー。エコ。運転簡単。事故らない。大衆に向けている。
携帯電話の進化
第一段階:電話ができるのがすごい 出発フェーズ
家でも会社でも公衆電話でもないのに電話を携帯できるのがすごい!
第二段階:色々な機能満載! 技術進化フェーズ
機能がめちゃくちゃ多い。写真も計算機も音楽も動画もネットもできる。すごい!値段も高い!
第三段階:使いやすいのがいい 使い勝手フェーズ
スマホで必要なものだけアプリで入れてカスタマイズ。直感的。薄い。
ゲームの進化
第一段階:動かせるのがすごい 出発フェーズ
モノクロでも、キャラクターが動くのがすごい。2Dだけど、分かりやすいドット絵。
第二段階:色々な機能満載! 技術進化フェーズ
色がついて立体的。音楽も進化。内容も長く複雑な話が増える。
第三段階:使いやすいのがいい 使い勝手フェーズ
分かりやすく、説明書いらず。みんなで楽しめる。
ファションの進化
第一段階:動かせるのがすごい 出発フェーズ
見た目とかこだわらず、あるものを着る。
第二段階:おしゃれブランド 技術進化フェーズ
パターンやシルエットを美しく見えるブランド。海外などでしか買えない特別感のある限定店舗。
布の質の向上。
第三段階:使いやすいのがいい 使い勝手フェーズ
高級ではなくても質がいいもの。生活に直結した、乾きやすい生地など。
まとめ
こんな誰でもわかる内容を記事にしなくてもってなりそうですけど、自分の中で整理をしたくてまとめて見ました。
大体「始める」「技術力向上、量を作る」「人が求める本質のみのシンプルな姿」になるなと思ったのです。
この時期に何故この記事となりそうですが、私のブログって、まだ量を作るフェーズだなぁと思ったんですよね。
まず習慣化しないと量は作れないし。量を作れないと外に出せないし。
量を作れて書き方の変更や技術をあげて、最終的には分かりやすいシンプルな形にしていくブログにしたい。
シンプルってロゴデザインとかいい例ですけど、いきなりここへは行けないんですよね。
シンプル=手抜き、簡単そう に見える分、むむー!!!!ってなりますけど。
差別化をしつつシンプルって相当難しくないですか?
技術向上のフェーズが絶対一番楽しいんですけど、「なんかすごいけど、この商品なに?」ってなりがちなんですよね。
携帯電話やゲームは長く複雑な性能とストーリー、複雑なものはハードルが上がってしまって、遊んでくれる人が限られてしまい路線を変更したという本を読んだことがあります。
服は通販の発展により限定店舗の価値が落ちて、手軽に手に入るものは憧れからは遠ざかってしまったこと。
そして服以外のものがSNSの発展により自慢できるものが増えたので、部屋や料理などに力を入れた人が増えて服にお金をかけなくなって、服との向き合いが変わったという本を読んだことがあります。
こういう法則を見ると、技術だけではなく、本質を見ないとニーズに合ったものって出し続けられないんだなって思ったんです。
うまく纏められてないですが、技術を上げるだけあげた時に、ユーザーの理解を超えすぎるとよさがわかって貰えなくなるレベルに達するんだなって。
すごすぎるサービスは大衆には理解できなくなるので、大衆むけにシンプルにしていくんだなって。
ニーズに合ったものを常に見ていきたいものですね。
私は始めるのも遅かったわけですし、人に伝える技術も習慣化も甘々なので、精進していきたいです。
まずは技術アップを目指していこうと思います。