どうも。こんにちはBAYAKO(ばやこ)です。
今回は私が今まで影響を受けてきたエンタメです。
私個人の話になるので、すっごくどうでもいい話が続きますが、作家活動をする上で、一貫して目指しているものは昔から何も変わっていなかったと気づいたので、文章に起こしてみることにしました。
昭和生まれの人は共感するものが多いような気がします。
Contents
幼稚園
けろけろけろっぴ
子供のアイドルといえば、ミッキー、アンパンマン、ドラえもんですよね。
私もそうでした。
でもすっごく影響を受けたといえば「けろっぴ」は外せないですね〜
文具も服も大体けろっぴでした。
私の絵の作風でもがっつり影響を受けていますが、「頑張り屋」「元気」「明るい」「目が大きい」「可愛い」「小さい」「媚びない」「男女共有のキャラクター」「しゃべる動物」の全てを持ったキャラクターです。
久しぶりにアニメを見たら、背景の雰囲気がすごく影響を受けていました。
けろっぴに会っていなかったら、私の絵の世界観は変わっていたかも知れません。
幼少期の記憶って大事ですね。
冒険好きで、元気いっぱい!ドーナツ池の人気者。
小学生
初めて漫画が欲しくて買った作品です。
少女漫画では珍しく「主人公が恋愛をしない」作品です。
こちらも「元気」「明るい」「目が大きい」「可愛い」「小さい」「媚びない」「主人公が男女どちらも友達」「色彩が美しい」「動物と人間が平等な立ち位置」「しゃべる動物」という作風で、かなり影響を受けました。
当時社交性0の性格だったので、老若男女+動物も仲良しの主人公わぴこに非常に憧れました。元気で走り回ってる子いいですよね。運動神経がいいのも好きなポイントでした。
けろっぴの次にたくさん描いたキャラクターはピンクの金魚のぎょぴちゃんだったと思います。
きんぎょ注意報!
チンプイ
女版ドラえもんのような、可愛いキャラクター+元気でおっちょこちょいな女の子の作品でした。
ドラえもんも大好きでしたが、主人公が女の子の方が入りやすかったなと思います。片付けが苦手な主人公なのにも共感しました。明るい性格なのは憧れましたけどね。
そしてチンプイも大好きでした。
サルがモチーフの宇宙人かと思いきや、母親からは「絶対ネズミがモデル」と言われましたね。
この時からネズミ好きは始まっていた気がします。
この作品は「元気」「明るい」「女の子が男勝り」「可愛い」「小さいキャラクター」「動物と人間が平等な立ち位置」「しゃべる動物」「ネズミっぽいキャラクター」が好きになった要素だったかなと思います。
中学生
ポケットモンスター
任天堂のゲームは小学生の時からやっていました。
犬を飼っていたので「動物の相棒」は好きなモチーフの1つでした。
アニメは喋らないので正直「うーん」でしたが、デジモンは「モンスタがーが喋る」「モンスターと人間が同じ立ち位置」であるのに、ポケモンよりはハマらなかったんですよね。それを考えると、モンスターのデザインってすごく重要な気がします。
「一緒に冒険する」「一緒に成長する」「可愛い」「性格がそれぞれ」という好き要素が詰まっていて、「図鑑」というワードも好きでした。
スラムダンク
少し飛びまして、キャラクターが出てこない系の漫画です。
丁度世代的にバスケブームで、私が中学校1年生時のバスケ部は1学年40人の部員がいて。つまり3学年で120名の部員がいました。
正直そこから5人のレビュラーは大変そう。そんな時代のスラダン世代です。
こちらは珍しくグッズや漫画などは買っていませんけど、今考えると宮城リョータには結構影響受けたなぁと思い、ラインナップに入れて見ました。
ここはキャラクターの好き要素というより、私の作家のマインドを教えてくれた漫画だと思います。絵の影響は全く受けてないです。写実的な絵は画力的に描けないし目指してないので。
当時小学生の時とは違い、学力の順番がテストでがっつりわかってしまう年齢かと思います。
不器用な人間なので、学力はどんなに頑張っても並だし、スポーツの部活も体が小学生並なので、運動しすぎて負傷するという努力が全く成果として出ない年齢でした。
周りも反抗期になるからなのか全体的にキツイ子が増えてきたし、私が興味のないオシャレメイクや、恋愛、芸能人への話題が増えて、少々困っていた時代です。
漫画好き=オタク レッテルだった時代なので、好きなものもうまく話せなかったですしね。
そんな時に「これからどうやって人生設計していこうか」と考えた時に、宮城リョータを見まして。
私と同じ悩みである「体の小ささ」を持ったキャラクターで。つまり「コンプレックスが強い」んですよね。
そこを「体の小さくてもスピードが早く、他の人の足元をすり抜けていく」ようなプレイスタイルを見て、自分の方向性を決めたところがあります。
体が小さく、勝気でもなく、地味で成長も遅い不器用人間。
自分は立場的に弱い要素を全て持っているような、、、?
でも逆に考えると「子供に現状誰よりも近いし、もしかしたら今の童心を残したまま行けば、子供向けの仕事が出来るかもな」と思ったんですよね。
みんな自分より年上の人に憧れて目指すけど、私は年下に向けた作品に絞り込みました。
「体が小さくすばしっこい。チビにはチビの武器がある」は私に新しい世界を見せてくれた台詞だったのです。
高校生
高校へは電車通学だったので、帰りに大きめの本屋に寄ることができました。
同世代のイラスト投稿マガジンをみて刺激されていた日々でした。
美術部に入ったのもあり、人気の漫画は部員の誰かが絶対持っているという状態でしたしゲームも漫画も小説も。がっつりオタクライフで楽しかったです。やっぱり絵描きが集まる環境は最高した。
コミッカーズ
画材屋さんに友達と一緒に行った時に教えてもらった美術と漫画の中間のような雑誌を見つけて。
ここでは「同世代の絵師」「知らなかった画材のイラスト」「漫画好き=オタクではない漫画とアートの中間」の雑誌はバイブルでした。
この雑誌がなかったらコミティアやデザフェスに行かなかったかもしれないですね。
自分も現実的に絵師の1人になりたいと思っていた時期です。
季刊エス
コミッカーズ廃刊の後の雑誌でした。
コミッカーズより読者向けのページ、アートよりイラスト傾向が多かった印象です。
コミッカーズの代わりに買っていました。
専門学生
鋼の錬金術師
漫画にハマったなと言える最後の作品かもしれないです。
この後からは通っていた学校の学科がデザイン科だったこともあり、商業的目線でみる癖がついてしまい、ファン目線でみれることが減ってしまうので。
この作品は「読みやすい」「メッセージ性が強い」「難しい事を簡単にわかりやすく伝えている」「主役が努力型」「小柄でよく動く」「動物が可愛い」が好きな要素です。
前半はデザイナー目線になっていますね。後半は趣味ですけども。
Pycho le Cemu
異色ですがハマったものとして。
関西出身のミュージシャンで、初めてライブに行ったので強く印象に残っています。
ビジュアル系なのに「色彩鮮やか」「トークが面白い」「衣装がすごい」「初めてライブに来た人も馴染める気遣い」が好きでした。
ミュージシャンなのに音楽で見に行ってたわけじゃないという特殊な例。
彼らのラジオでトークを学んだ気がします。
社会人
レミーの美味しいレストラン
人生で最も好きな作品です。
「ネズミ」「主役が努力家」「夢が大きい」「想像よりもさらにハッピーなエンディング」「動物と人間が協力し合う」
という好きな要素がたくさんあります。
努力すれば報われるよという、一般的なメッセージですが、魔法や運で終わらせない感じもいいです。
「努力すれば夢が叶う。ただし条件付き」感がいいですね。
「誰でも名シェフ」の意味が後半に出て来ますが、自分も努力しようって気になります。バイブル。
ミュージカルテニスの王子様
ニコニコ動画で流行りましたよね。
空耳ミュージカルには相当笑わせていただきました。
色々調べましたがほぼ新人のキャストが汗水垂らして必死になって踊る姿と歌詞、観客としてミュージカルを観劇するスタイル、アイドルのいいところをとったライブ構成などもすごいという感じです。
ダンサーさんのダンスの上手さを感じました。当時フィギュアスケートばっかり観て人の体の動きを書いていた私には衝撃でしたね。
いつもは紙の上でキャラクターを追いかけていた私にとっては、分かりやすいストーリーで生身の人間が本当に人間的に成長していく姿を見れる面白い作品だなと思いました。
好きなキャラクターやビジュアルはいませんが、「歌詞」「本当の成長を観れるので応援しがいがある」「キャラクター要素を入れたダンスの面白さ」を知れた作品でした。
2.5次元ミュージカルの走りというのも納得です。
役者志望ではない私でも紙の中の世界の1人になりたいって思う人多いそうだな〜と思いましたしね。
ジャニーズJr TravisJapan
ジャニーズなどのアイドルは全く興味はありませんでしたが、2.5次元ミュージカルを観て、ダンスの素晴らしさを知ったので、色々なダンスを観ていました。
TravisJapanはダンス特化のチームなので本当に上手く、仲が良くてダンス好きなメンバーというのも観ていて分かりやすいです。
「元気」「仲良し」「平和」「小さい」「よく動く」「真面目」な好きな要素も多いので好きになったのかも。
彼らを見るとハムスターを思い出すんですよね。
ファンクラブには入りませんがDVDは買いました。
デビューが楽しみです。
小さくて元気で平等で動物に優しい。そんな童心を忘れない絵をこれから描いていきたいです。
高校生からは絵師としての考えから作品を作る意識をし始めているし、社会人になってから、漫画から離れて3Dや実写に興味を持っているのも面白いなと個人的に思います。
新しい要素を取り入れたい気持ちなのでしょうね。