【おすすめ映画】レミーのおいしいレストランはクリエイターにみて欲しい作品

どうも。こんにちはBAYAKO(ばやこ)です。

今回は私が今までみた映画の中で一番好きで、10回以上繰り返してみてる、おすすめの映画のお話をしたいと思います。
クリエイターなど表現者には是非みていただきたい映画です。
(クリスマスに投稿したブログなので、好きなネタにしました)

“BAYAKO”
さすがピクサー!と言いたくなるような非常に練られた映画ですよ!家族とみてもいいし、元気のない時にこそみて欲しい内容です

作品

日本では全く人気のないピクサー作品です。グッズが全然ない。

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2020年までディズニーシーでピクサーのイベントをしていたので、そこでやっと認知されたのでは?と疑いたくなるぐらい知名度がないです。
ちなみにディズニーパリでは、アトラクションもありますよ。
日本でもレストランとか作って欲しいな

キャラクター

レミー:
主人公のネズミ。ずば抜けた味覚と嗅覚でシェフに憧れている。
料理人としてのこだわりから、手を洗ってから料理をする。基本的には二足歩行をし、人間らしいネズミである。
調理場の嫌われ者のネズミなので人に振舞う料理は非常に苦労しているシーンが多い。

リングイニ:
もう1人の主人公。料理のセンスがないがネズミのレミーと協力して料理をしていく。
頼りないし、自信がないが実はすごい血筋のかた。
後半で彼の料理ではない才能が開花してく。

コレット:
女性料理人。料理人としての実力は高く真面目。料理人という男社会で生きるためには強くならなければならない、厳しい意見を多くいうが、後半は穏やかになり本来の彼女らしい表情が見えるようになる。

イーゴ:
料理批評家。料理界で最高の権威を誇利、彼の評論でつぶれたレストランは数知れず。とても厳しい。彼のポリシーは「愛せる料理のみ口にする。愛せない料理は喉を通さない。」
顔色は悪く、表情も硬い。彼が本当に食べたかったものが何なのかは必見。彼も最終的には夢が叶い、楽しそうな表情を浮かべる。

ジャンゴ:
レミーの父親。
夢見るレミーに人間世界の恐ろしさや人間の残酷さを説明する。
ネズミたちの長としても、息子のレミーを守るためにも厳しい話をする。
ただし話はわかるネズミなので、レミーの夢を叶える手伝いをする。

グストー:
レミーが憧れる料理人。故人だが、本作のキーパーソン。
彼の名台詞「誰でも名シェフ」の本当の意味は後半にしれることになる。

他にも沢山の魅力的なキャラクターがいるのですが、物語の主要メンバーはざっくりこんな感じ。
どのキャラクターも前半と後半で印象が変わってきます。
「そう言えばこのキャラクター前半でこんな事言ってたな」という付箋回収がさすがはピクサーって感じです。

どんなところが見所?

まず、ネズミがシェフに挑戦するお話なので、「どんなに才能があって実力があっても、台所の嫌われ者で無理じゃん」という、最初っから環境がマイナススタートである事。

ディズニー(ピクサー)=夢は叶うよ ハハッ という素敵なファンタジー作品が多いかと思います。

レミーはネズミがアニメーションとしてしゃべるし、可愛い動物が主人公ですが、結構現実的なテーマを前面に出してきます。(おそらく人種差別から発想した話なのではと思います)

視聴者からするとディズニーのメインキャラクターのシェフの姿をしたミッキーはどうなんだという題材。
キャラクターとしてのネズミではなく、厨房にリアルなドブネズミがでたら?そんなネズミが食材を触ったら?というテーマに真っ向から挑戦的なキャラクターだと思いますね。

実際にこの映画のレビューで「リアルなネズミが料理をしているので気分が悪かった」という意見がありましたしね。多分その辺、この映画の狙い通りだと思います。

この映画って、結局あなたの固定概念で物事をみていませんか?という話です。
誰が作ったで判断してしまうことってありますよね。
ブランドだったり血筋だったり。

そうではなくて、誰が作ったではなく、本当に素敵なものは作品(料理)で評価して欲しいという。

私たちは本質を見ないでブランドに騙されてしまいますよね(映画の中でブランドの名前を使っただけの冷凍食品の話も出てきます)

本当に自分が欲しいと思っているものって、どうなんだろうという根本を分かりやすい話で見せてくれる映画です。

あと周りから求められるのではなく、実際行動したものの方が自分に向いてるものだった、という話は人間の主人公リングイニから感じると思います。

評論家イーゴの最後の評論はクリエイターなら全員泣いてしまうのではと思います。
知識よりも大事なものは何なのか。価値って何?を改めて教えてくれます。
ここまで真っ向勝負の作品ってなかなかないんじゃないかなーと思います。

夢は叶うよ。でも自分次第でね。

作品のオチはそんな話です。
私が想像してたラストより遥かに上を行きましたね。
料理人のカリスマのグストーに近い存在になるのかと思ったら、そうではないんですよ。
でも全員幸せになります。

うーん!ピクサーの作品はこういう最後まで話が想像できないのと、その選択は納得できるなという展開でお話を作り側の意見としてすごく尊敬する会社ですね。

まとめ

実はまだまだ語り足りない「レミーのおいしいレストラン」ですが(英語版のタイトルの話もしたい、、、!)是非クリエイターには見て欲しいです。

評論をする立場、される立場でもある私たちを、この作品ではどう思うかを問いてきます。

またこういう真面目な話だけではなく、単純にネズミのレミーの動きが可愛かったり、ネズミから見た世界はこう見えてるんだという(屋根裏の細い道、人が歩く時の振動、川に流される時の水の恐怖)アクションもすごくいいです。

料理のシーンもとても丁寧で、フランスパン知識とかちょっとつくかも笑

オンデマンド配信もいいですし、図書館でのレンタルでもいいので是非見て欲しい映画です。


BAYAKO

イラスト活動や、デザインの勉強で迷っている人の道しるべになればと立ち上げたブログです。
灯り屋 という名前でサークル活動もしています。


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